目標を立て、計画を作った後に待ち受ける最大の壁は、それを継続することです。どんなに優れた計画であっても、続けられなければ現実の成果には繋がりません。
ニューロジムCEOのジョン・アサラフ氏の著書「脳と成功の科学」の解説シリーズ、今回は最終章となる「第13章 インナーサイズの儀式化」に焦点を当てます。
意志の力に頼ることなく、脳の仕組みを利用して行動を自動化し、確実に未来を変えるための習慣術を紐解いていきましょう。
変化は目に見えないところから始まる
植物が地上に芽を出す前、土の中では目に見えない根がじっくりと育っています。これと同じように、インナーサイズの実践もまずは潜在意識という根を育てることから始まります。
実践を始めても、すぐに目に見える現実の変化が現れるわけではありません。このタイムラグを「懐妊の法則」と呼びます。新しい脳のネットワークが強固になり、現実に現れるまでには一定の潜伏期間が必要です。結果を焦らず、根を育てる意識を持つことが継続の第一歩となります。
習慣を定着させるための儀式化4つの指針
インナーサイズを確実に日常へ溶け込ませるために、以下の具体的な指針を取り入れましょう。
- 朝の時間と場所を固定する 脳が最もクリアで外部の邪魔が入りにくい朝の時間を活用します。毎日同じ場所、同じ時間に行うことで、脳は考えることなくスムーズにその行動を開始できるようになります。
- 隙間時間を味方につける まとまった時間が取れなくても諦める必要はありません。通勤中、待ち時間、お風呂の中など、日常のながら時間を活用した5分間のインナーサイズでも、積み重ねれば大きな力になります。
- 進歩を数値で記録する 実践した回数や、そのときの感情の変化、気づきをメモや数字で可視化します。脳は成長を実感することでさらにモチベーションを高め、自信を深めていきます。
感情を自在に操る2つの脳内テクニック
日々の生活の中でネガティブな感情に囚われそうになったときは、脳の回路を瞬時に切り替えるテクニックが有効です。
- スイッチ切り替え 深呼吸を3回行い、心の中で「切り替える」と唱えるなど、特定の動作や言葉を合図にして、意識を意図的に目標達成モードへと切り替えます。
- リフレーミング 起きた出来事そのものを変えることはできませんが、その意味づけを変えることは可能です。「失敗した」と感じる出来事を「新しい学びや気づきを得た」と捉え直すことで、脳のエネルギーを前向きに保ちます。
現状は過去の成績表にすぎない
もし、今のあなたのビジネスやライフスタイルに満足がいっていなかったとしても、落ち込む必要はまったくありません。なぜなら、現在の状況は過去のあなたの思考と行動が作り出した成績表にすぎないからです。
過去を責める時間は不要です。今日からインナーサイズという新しい種を潜在意識にまき始めることで、これから受け取る未来の成績表はいくらでも書き換えることができます。今日という日が、あなたの新しい未来の第一ページなのです。
結論:インナーサイズを毎日の儀式に
脳を育てるトレーニングは、歯磨きと同じように当たり前の儀式にまで高めてこそ真価を発揮します。まずは明日、いつもより少しだけ早く起きて、自分の未来のための静かな時間を確保してみませんか。
動画では、習慣化をさらに確実にするコツや、脳科学的なアプローチについて、図解を用いて詳しく解説しています。本講座シリーズの集大成となる内容を、ぜひ動画を最後までご視聴いただいて学んでみてください。
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